高齢者の離床・転倒・徘徊センサー

仕組み

  • LiDAR(ライダー)「light detection and ranging」と呼ばれる装置で、レーザー光を360度照射し、物体までの距離や方向を測定します。
  • これをベッドの下に置いて足や人体の距離と大きさを測り、転倒と離床を判定します。
  • 高速で足や人体を検出する事ができます。分解能は0.5度で最大計測距離は7mとなります。
  • LORA(長距離無線)を内蔵しているためWIFIは不要です。
  • プライバシを守れる国内初めての技術で特許も取得しています。

原理

 


ベッドから降りると離床と判定します。

離床


座込んだり寝転ぶと転倒と判断します。

転倒


部屋から出れば徘徊と判定します。

徘徊


人の動き始めがベッドか入口かで介護士か高齢者を判断し、介護士の場合は退出するまで離床・転倒・徘徊を検知しません。

介護士入室


専用のセンター表示装置

  1. 離床・転倒・徘徊でチャイムを鳴らします。
  2. 介護は表示のみです。
  3. チャイムの停止は画面をタッチしてください。
  4. チャイム停止でも新しい警報が発生するとチャイムは鳴ります。
  5. 6台までの端末を表示できます。
  6. LORA(長距離無線)で接続するためWIFIは不要です。


スマホ(android)

  1. 端末装置にWIFIが必要です。
  2. センター表示装置は不要です。
  3. 端末の最大は30台です。
  4. 複数のスマホに表示できます。
  5. スマホのアプリは個人用と施設用があります。
  6. アプリ設定が必要です。

端末装置

  1. 個室対応、多人数部屋には対応していません。
  2. ベッドから一番遠い所に入口がある部屋に適用しています。
    ベッドと一番遠い所の中間に入口がある場合は、徘徊が検出出来ません。
  3. スリッパの影響を避けるため端末装置は10cm位のブロックの上に設置します。
  4. 正面(LEDがある面)を中心に90度、合計180度を監視します。
  5. ACアダプタを接続すると部屋の形状の計測を開始しますので、速やか(15秒以内)に退室してください。15秒後から30秒まで部屋の形状を測定します。
  6. 本体を軽く振動させると、部屋の形状の再計測を開始します。
  7. LEDの表示(眩しい場合は穴を塞いでください。)
    • 緑の点滅:部屋の形状測定
    • 緑:正常
    • 赤:離床
    • 赤の点滅:転倒
    • 青の点滅:徘徊
    • 青:介護

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