• 見守りシステムの概念

◆見守りシステムの信頼性

高齢者の見守りシステムは民生品でありながら人の命も左右する製品であるため、その信頼制は、他の家電とは次元の違う高信頼性が要求されます。

物理的な信頼性

長期間経過しても確実に作動することが保証されないといけない。

ラジオ、電気釜、自転車などを3年、5年、10年使わずに放置しておいて、いざ使うとなった時、使える確率はかなり低くなります。

見守りシステムも長期間使わないと、電池切れ、コンセント抜け、コネクター抜け、電子部品故障、可動部の錆、スイッチの汚れによる固着などの不具合の発生している確率は高く、これらを解決したシステムでないといざという時に使えないシステムかもしれません。

対策として毎日正常動作を連絡してくれる見守りシステムが良い。機械は必ず壊れるもので、毎日の連絡がなくなれば壊れたという事が分かるのですぐ対応ができる。この方法は高信頼性をを要求されるフェールセーフシステムには必ず使われる手段です。

人的な信頼性

第三者に駆け付けサービスなどをゆだねる場合、人的な信頼性が要求される。

緊急時に夜中にオペレータが起きているか、オペレータが適切な対応ができるのか、話し中の場合の対応はどうか、駆け付けの対応時間は何分か、玄関のドア鍵は預けているか、など見えない重要な項目が多い。そして5年10年後も保証されるのか、などの問題が見えない場合は安易に契約することは慎まなくてはいけない。

◆代表的な見守りシステムの特徴

警備会社や自治体の見守りシステム

  • 導入事例は多い。
  • このシステムは電話のワンタッチダイヤルを外付けにした製品です。
  • 緊急時は、家族、知人、ケアマネ、医者、救急車に連絡するため、この装置が使用される確率は低く、役に立った事例は少ない事が予想されます。

月額費用が高く、自治体でしか使われない見守りシステム。

電気・ガス・水道会社の見守りシステム

  • 月額費用は千円程度で安い。
  • 直接的でないので分かり難い。
  • サービスエリアが狭い。
  • 新規に自動検針装置を入れると数万円は必要となる。
  • 見守られている人が全く気が付かないシステムであるので、不動産の事故物件対策には向いている。

季節や外食などで、一概に判断できない場合が多い。

WIFIを使った見守りシステム

  • このタイプの見守りシステムの種類が一番多い。
  • 新たにインターネット回線を導入しなければいけない。
  • 多くのセンサーを組み合わせて使うために設備費が高い。

高齢者は価格が高い上に機能が低いので、使わないケースが多い。

見守りポットシステム

  • 当時としては画期的であったが、ポットにこだわっているので、実用性は低いかもしれません。

電気ポットを一定に使うことはない。

IoTを使った見守りシステム

  • これからの見守りシステムの主流になりえる。
  • 価格も単純な構成だけに将来的に下がる。
  • 日進月歩で進化するので、豊富な機能を持たせることができる。
  • 毎日の定時メールで、見守られる人も見守りシステムも健康という判断ができる。

見守りシステム「元気です」