• 見守りシステムの概念

骨粗鬆症

高齢者は運動をしないため、お腹が空かない。当然、食事の量も少なくなり、栄養が不足してくる。特にカルシュウムの不足は危険です。日光にも当たらないとビタミンDの不足にもなり骨粗鬆症となりやすい。

骨粗鬆症になるとチョットしたことで骨折になり長期間ベッドで過ごすことになります。

老人が病気やケガで長期間ベッド生活をすると、立つこともできなくなり、痴呆になることが多いことは、一般に知られています。

NASAの耳石説

先日「ためしてガッテン」の志の輔が言っていました。NASAが宇宙飛行士が帰還すると、立てなくて起き上がれない状態となる事の原因を発表しまた。

それは耳石と言って耳の中にある平衡感覚を司る機関が、無重力の中では作動せず、これにつながる体中の筋肉が制御できない状況に陥るそうだ。これはベッドに長期間横たわっていると耳石が動かないため、宇宙飛行士の帰還時と同じ現象と思える。

長期間のベッド生活でも、半身を起き上がったり、寝返りを繰り返したり、常に頭を動かす事が、耳石を動かし筋肉のコントロールを衰えさせない重要な方法だ。そうすれば、治療が終わって短期間に元通りの生活に戻れる。

この事を治療中の本人に教えて、ベッド生活を送ってもらうことが肝心だ。体を動かす事は、お腹も空き食事も多く食べられる。それは栄養を取ると云うことだ。

医者は点滴で栄養を補給する事が多い。しかし、点滴する事で空腹感は薄れ、食事も食べられなくなる。栄養剤の点滴は手術後の緊急対応時にのみにしなければいけない。口から入る食事は人間の基本で、口で咀嚼し、胃で消化し、腸で吸収するこの循環を正常に活動させる事が、回復への王道です。

孤独死

マンションで孤独死が出て、そのまま誰も気が付かずにいると、腐乱し後始末が大変な事になるらしい。孤独死の原因は、脳出血、骨折、自殺など大きな事故が原因となる。この間は貧困のための餓死というのもテレビで放送されていたが悲惨な話だ。

誰にも看取られずに孤独死して行く人が年間2000人以上いるらしい、家族がいる単身者の場合は、見守りシステムを活用して高齢の家族が倒れた場合は、素早く対応し、孤独死を未然に防ぐようにしたい。

太陽と共に生きる

「太陽が昇ると起き、陽の下で野良仕事、日が沈むと眠りに就く」この生活が一番健康で長生きできる秘訣。これを実行するためには、電気のない自給自足の世界に住めば自然と実行できます。

しかし、これを実行すれば子供たちに高齢者の遠隔見守りを強要することになります。

無知では長生きできない

以前、クモ膜下で脳神経外科に入院した時の同室の患者のことです。私は幸運にも一命を取り止め元の体になりましたが、その方は柔道をやっていて非常に体格の良い人でしたが、稽古中に具合が悪くなり氷枕を首筋に巻いて寝てしまい、目覚めた時に足がもつれてしまい、整形外科に入院したという事でした。

整形外科であれこれ2,3か月も治療された挙句、脳神経外科に転院してきました。入院時は一人でトイレで用を足せていたのに、今は巨体で人の世話にならないと用が足せないと夜中に泣いて語ってくれました。

柔道で脳出血を起していたのが本当の原因だったそうです。整形外科で原因不明のまま適当な治療をされ、手遅れになってしまったと言う事でした。最初から脳神経外科に入院していれば、そこまでひどくならなかったと、巨体を揺らして泣いていました。

その大病院は、整形外科に入院すれば整形外科の治療を行い、脳神経外科に同時に受診することはない縦社会の組織であったからこのような事件なったようです。

「自分の病気は自分で判断し、病院と診察科目を間違いなく決める。」間違うと命取りになります。

お医者さんは医療の知識も人格も備えておられるのですが、病院の縦社会や組織構造からくる弊害を打破するような治療を行う人は少ないようです。

実は私のクモ膜下出血の診断でもミスがありました。

私はあるシステムのプロジェクトリーダーをやっていました。外注の管理、ハード屋さんとの交渉、ソフト屋さんとの仕様打ち合わせと土日もなく毎日遅くまで働いていました。食事はホカベンや社食、たばこの本数も増え、体に良いことは何もなく、クモ膜下出血を起こしても何の不思議でもない状況でした。

物が1mも離れて二重に見えたり、真っすぐに歩けなくなったため、脳神経外科の検査を受けました。CTスキャンでは異常なしという事で帰されました。

家に帰り寝ていましたが、吐き気がひどく再度病院に連絡しましたら、「救急車で直ぐ病院に来なさい」という事で再度CTスキャンをしましたら、出血があることが判明しました。その時の医師はベッドが空いてないからICU(集中治療室)のベッドに緊急入院させて頂き、一命を取り止めました。10時間にもなる大手術でしたが、初めから終わりまで付き添って頂いたという事でした。命の恩人で生涯忘れることができません。

「初めの担当医はクモ膜下出血を見つけられなかったのです」医者と言えどもミスはあるのです。