「元気です」の生活見守り装置が特許査定されました。

特許とは(特許庁HPより)

特許法第1条には、「この法律は、発明の保護及び利用を図ることにより、発明を奨励し、もつて産業の発達に寄与することを目的とする」とあります。

特許とは、「発明」を保護する制度です。特許制度は、発明をした者に対して、国が特許権という独占権を与えることで発明を保護・奨励し、かつ、出願された発明の技術内容を公開して利用を図ることで、産業の発達に寄与することを目的としています。

特許を受けるためには、発明について特許庁に特許出願をし、特許庁の審査をクリアする(特許査定される)ことが必要です。特許査定されると、出願人がその発明についての特許権を取得し、出願日から原則として20年間、当該発明の利用を独占することができます。

見守り装置の特許

私が調べたかぎりでは見守り装置の特許出願件数は350件、そのうち特許として認められたものは30件あまり。その中で実用化されているのは数件と云うのが現実です。

つまり特許出願数の2%くらいしか製品化されていないと云う狭き門です。よくカタログに特許出願中という記述がありますが、これは東大に入学願書を出しましたと同じことで、あまり意味を持ちません。

特許は世界中で唯一の発明であって、産業の発達に寄与する先進性のある発明でないと認められません。

特許庁

特許庁は他の省庁と違って民間との癒着がないため、純粋に日本の技術を向上されることに特化された日本には少ない素晴らしい官庁と思います。

特許情報のプラットホームで、誰でも簡単に特許情報を調べることができるようになっています。以前は先願をを調査するのに特許庁の図書館で何日も通いつめで調査していたのが嘘のようです。中国からの特許情報調査も沢山あるそうです。

特許庁は、特許を取りやすくしたり、特許の保持費用も大変安したり、オンライン出願を可能にしたり、審査期間を短縮したりで目を見張る改善を感じることができます。

蛇足ですが、予算の少ない官庁なのか地下の食堂は都庁の食堂とは比べものにならないモノでした。

特許の実施

弊社の見守り装置は2036年まで特許法で保護されるため、弊社の特許に抵触する製品は他社では制作できない事となります。

特許の概念は、今までの見守り装置では端末がデータをサーバに送信しサーバで主要な処理をしていたのを、高性能な端末装置ですべて完結させるというアイデアです。

スマホに見えるように端末装置の進化が進み、かってはサーバでしか出来なかったことが、21世紀の技術進歩で端末装置で処理可能になったからです。

 

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